その池上さんから「ちょっと寄ってきなよ」と電話をもらったので、西春近の事務所によって見ました。
昔から農業の自動化関連に研究している方で、エンルート社の農薬散布に特化した、農業用マルチコプター Zion AC 940 を購入する予定とのこと。
(Zionってジオン軍意識しての命名かな?)
昔から農業の自動化関連に研究している方で、エンルート社の農薬散布に特化した、農業用マルチコプター Zion AC 940 を購入する予定とのこと。
(Zionってジオン軍意識しての命名かな?)
昨今、ドローンの墜落、事故などがフューチャー?されていますが、農業用であれば農地の上をドローンが飛んで何かあっても作業者がいなければ安全ですし、農地は基本、私有地なのでまぁ自由に飛ばせるわけで、むしろ規制がかかれば、ドローンを飛ばしたい人は農業用に使えば?
ということになるかもしれません。色々応用もできそうです。
そんなわけで、TPPや高齢化で農業の無人化、省力化の将来性はいろいろあり、そこんところに目をつけているとのことで、なるほど~と感じました。
話をしていると、これらのドローン制御のハード、ソフトはオープンソースだよ。と教えてくれました。
ちっこいドローン Bitcraze社製 Crazyflieナノクアッドコプター10DOFは
前からオープンソースとは知っていましたが、大学研究レベルなのでオープンかと思ってた。
高級なドローンは、どうせ買えないと、詳しく調べてなかったですが、
大体のドローンがオープンソースのようで、恥ずかしながら知りませんでした。
これは興味津々。
オープンソースのドローン制御を調べてみました。
合衆国のドローンメーカーとしては最大の3D Robotics社。
2014/10/13 に
Dronecode:Linux財団と3D RoboticsがオープンソースのUAVソフトウェアプラットフォームを開発
とのことでオープンソース化したようです。
オープンソースの本家は https://www.dronecode.org/
ハードウェアーのほうは
3D ROBOTICS AUTOPILOT SYSTEM FLIGHT CONTROLLERにあるように、制御装置のFLIGHT CONTROLLER(FCというらしい)は
APM 2.6 と Pixhawk というのがあるみたい。
APM は Arduinoベースにオープンソースで開発したマルチコプター制御とのことらしい。
アルデユパイロット オートパイロット・スイート が本家
日本語情報では
Arduino(アルドゥイーノ)基板と ArduCopter(アルドコプター)
Arduinoを頭脳にした、多回転翼型の飛行体の製作記録
なんかが詳しそうです。
Japan Drones 株式会社もコントローラーのAPM 2.6を販売 しています。
ArduCopter は、世界各国から集まった DIYDrones (http://diydrones.com/)のボランティアプログラマーが作り上げた ソフトウェアーです。
APM で使用しているハードウェアーと、ソフトウエアは、全てオープンソースです。
オープンソースとは、ハード、ソフト共に、全ての情報を無償提供で公開し、どなたでもご利用いただけ将来の開発や 発展に役立てる事が目的です。
とのこと
Japan ArduCopter Group
http://diydrones.com/group/japan-arducopter-group
のあたりで情報が手にはいりそうです。
Cortex M0 core なら良かったが、M4なのはLinux入れるからかな。
https://pixhawk.org/ が本家かと、
オープンソースハードウェアと謳っていますが、英語ばかり。
3D Robotics社以外では、
よく聞く ARDrone2.0
本格的なプログラミングができるラジコンヘリ・・・ ARDrone2.0 より
ARDroneは制御のためのAPI仕様書が自由にダウンロードできる。とのこと。
Wifi制御なので、IPネットワークのはしるOSが必要となるが、
ARDroneの中ではBusyBoxという軽量版のLinuxが動作していて、無線LANを使えばログインができる。
とのこと。
ドロイドローンにはWifiはいりませんが、離陸と着地の近距離はプロポ操縦者いたほうがいいのかな。
MultiWii という FC
マルチコプター : MultiWii ってなんだ より
MultiWii は、任天堂社の Wii のコントローラーに内蔵されているセンサーと Arduino を接続した物が最初。とのこと。
この発想、一番俺向きっぽいな。
http://picworld.e-monster.jp/category/multiwii/ が一覧。
超音波センサーで高度を測るというのはいいアイデアですね。
MultiWii SE V2.5 CRIUS 設定方法 てのもあった。
で、オープンソースのドローン儲かるのか?とビジネスモデルを考えると、
・オープンソースだからといってみんなが自作するわけでもない。
・自作したほうが高くつく。
・基板設計や安定した回路は売っている基板の方が実績がある。
・協力者が増える、開発や実験はユーザーでいろいろやって検証できる。
・使用は自己責任と謳って販売できる。
・楽しい。
ほかがオープンが多いから、そうでないと敬遠されますね。
なんかの基板作って売れたらいいな-とおもいました。
空飛ぶほうは、いろいろアイデアあって、次回でドローンのエンジン、モーターハイブリットを考えてみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿