2015年5月25日月曜日

カッティングプロッタを用いるCPCG基板(4) データー作成とサービスの展開 

CPCG基板 前回の続き。

CPCG基板の基板が作れるということと別に、簡単に基板パターン設計がCADで行えることが重要です。
つまりは回路図から、すぐに基板ができるイメージです。

CADはオープンソースな回路図・基板作成CAD「KiCad」を用いればいいけると思います。

下図はKiCADでDXFデーターで出力した図です。

























DXF出力は現状ではガーバーデーターのDコードの名残が見受けられます。
ここらへんをどういじればいいのか、まだ手をつけていません。

参考サイト
http://kicad.jp/
http://opencadken.com/54
http://ryuz.txt-nifty.com/blog/2012/09/kicad-silhouett.html
http://www.smartdiys.com/blog/category/pcb/

さて、実際にはCPCG基板は外形や、穴位置は決まっています。
ユーザーがいじれるのは銅パターンとカバーレイ、(レジスト)ということになります。
なので、使用するCPCG基板のテンプレート作製し、提供する必要があります。
回路図からテンプレートを元に基板データを自動配線させます。
自動配線してから、細かいところを修正する。

という手順になろうかと思いますが、いまのところKiCADに精通していないので、
具体的にどのようにするかは課題です。

その他に、ガーバーデーターのアウトラインをDXFに変換する方法も考えられます。
こうするとCADを選ばないので。

時間的にはオープンハードカンファレンス 2016年3月 http://oshwc.project2108.com/ に出展し、サービスを開始したいですが、どうなるか。

今後のサービスの妄想としては、

DXF,DWGファイルの総本家AutoCADを提供するAutoDeskは123D Circuitsという基板製造Webサービスを提供しています。

同社のメーカー運動の参加と支援を表明しています。

このような3Dプリンタに代表される個人メーカー運動はメーカーサブカルチャーとして広く普及しています。

このCPCG基板においても手軽に基板による電気回路が制作できるため個人メーカー運動の一巻となると考えますが、設計段階からの支援があれば、より充実したものになります。

CPCG基板購入者が設計段階からの支援を受けられるようにし、広く利用してもらえるように様々なサービスを展開したいと考えています。

123D Circuits のようにSNSと融合し、設計した基板を利用したい人が大勢いることがわかれば、基板を作製して販売する事も可能とおもいます。



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