2014年10月3日金曜日

Arduinoを用いたテンパー炉、リフロー炉の温度制御装置(2) (K型熱電対アンプモジュールでの温度測定編)

前回の教訓より、秋月電子のMAX31855使用 K型熱電対アンプモジュールを購入。
秋月電子の通販は朝に注文すれば翌日朝には届くので便利です。
けど、いくら買っても送料がかかる。
つい余計なものをいろいろ買って送料を浮かせたいという衝動に駆られ、今回もいろいろ買ってしまった。
ひとつはArduino uno 純正品です。
Arduino uno 届いたのみたら、チッちゃ。
いわれて見ればそのサイズなんだけど。
箱がキャラメル箱の少し多きいくらいでちょっとびっくり。
想像ではPCのマザボの小さいくらいのケースだとおもってたんが。

けど基板のデザインがかっこいい。ちょっとハイソな気分。

よくわからないけど、純正品でないとArduinoといってはいけないとか。
ブログタイトルが”Arduinoを用いた”とあるので、いちお写真のすみっこにいれておこう。


さて、本題です。
MAX31855使用 K型熱電対アンプモジュール届きましたが秋月にしては珍しく説明書がなかった。
早速、純正モデル君の出番。
参考ページのAdafruit Industries(エイダフルート)のリンクを見たが、回路図が無くて、よくわからんぞ。

なので、スイッチサイエンス様の

MAX31855 K型熱電対温度センサ 5V版(SPI接続)

を参照する。

しかし、秋月のモジュールは 通信形式:3線式出力専用SPIとのことですが、基板のシルクにDO,CS,CLKとある。
上記スイッチサイエンスのサイトや Maxim社のMAX31855 データシートでは MISO、SCK、SSの記述。


大体想像つきそうですが、ICのデータシートより、モジュールのICの足ピンからのパターンを追って
DO, → MISO
CS, → SS
CLK、→ SCK 
のようです。

で配線しました。
スケッチはスイッチサイエンスのをコピペ。
が、ちょっとはまりました。


・はまり一
 モジュールに近い0ピンでグランド取りたいので
  pinMode(0, OUTPUT);
  digitalWrite(0, LOW); 
 としましたがグランドにならなかった。
 深く考えずにモジュールまでグランド線を引っ張った。
実はデジタル0,1ピンはシリアル通信用に使用してるとのことで、使えないことが判明。素人だ。





・はまり二
モジュールに近い4ピンからSPI通信したく

#define SLAVE 4
  pinMode(SLAVE, OUTPUT);
  digitalWrite(SLAVE, HIGH);


とすれば 
 4(SS)、5(MOSI)、6(MISO)、7(SCK)
 になると思ったが、つないだら0度表示でたまにエラー。
又誤配線かと何度か配線しなおし。

答えは Arduino 日本語リファレンス 【SPIの概要】 にあった。

【接続】 SPI通信で使われるピンは次のとおりです。 
Arduino Duemilanove(ATmega168/328を搭載するボード): 10(SS)、11(MOSI)、12(MISO)、13(SCK) 

ということで、11,12,13は不動なのね。まぁそうだよな。
接続しなおしたらOKだった。 よかった。

早速、液晶のライブラリ入れて、修正してテスタの温度計と比較。


大体10度くらいの誤差。センサの位置が同じところにないせいだと思われる。

モジュールの方は室温も計っており、いわゆる冷接点温度補正をしています。
室温も表示できます。

とりあえず、温度測定は可能になった。
ソリッド・ステート・リレー(SSR)キット 25A(20A)タイプ
PID温度制御してみます。

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